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北村陽一郎著『なぜ教科書通りのマーケティングはうまくいかないのか 電通戦略プランナーが教える現場のプランニング論』発売

2024/03/19

    電通の北村陽一郎による著書『なぜ教科書通りのマーケティングはうまくいかないのか 電通戦略プランナーが教える現場のプランニング論』(宣伝会議)が3月5日に発売された。

    『なぜ教科書通りのマーケティングはうまくいかないのか 電通戦略プランナーが教える現場のプランニング論』(宣伝会議)
    宣伝会議、単行本(ソフトカバー)、272ページ、2200円(税込)、ISBN:978-4883355990

     

    【書籍の内容】

    ブランド認知、パーチェスファネル、カスタマージャーニー……有名なマーケティング理論やフレームを現場で使うとき、何に気をつければいいのか?

    マーケティング・フレームの「よくある誤解」と「ご使用上の注意」を解説する「AdverTimes.(アドタイ)」の人気連載が待望の書籍化。

    いわゆるマーケティング・フレームの中には、本来は万能でないにもかかわらず原理原則的なものと扱われ、頻繁に使われるもののうまくいかないケースが多くある。

    現場のさまざまな案件に対応するには、状況に応じて「この手法は使えそうだ」、逆に「この手法は今回は使わない方がいいだろう」といった判断の基準が必要である。しかし多くの教科書に載っているのは「有用である」という総論と「こう使ってうまくいった」という成功談で、「こういうときにこの手法は使うべきでない」という議論はほとんどない。

     本書は、「過剰な一般化」「過剰な設計」「過剰なデータ重視」の3つを軸に、マーケティングの考え方やフレームを実践においてどのように使えばよいか、現場の知見に基づいて伝える。

    本書のベースになっているのは、著者が電通社内で主宰する少人数制のプランニング塾「北村塾」の講義内容。若手プランナーたちの現場の課題感を聞きながら、対話を通じてマーケティングへの理解を深める場になっている。

    【目次より】

    第1章  なぜ教科書通りのマーケティングはうまくいかないのか
    苦労して社内を通したプランがうまくいかない?
    3つの過剰

    第2章  過剰な一般化
    ブランド認知
    ターゲット設定

    第3章  過剰な設計
    パーチェスファネル
    カスタマージャーニー

    第4章  過剰なデータ重視
    インサイト分析
    重回帰分析

    第5章  現場の広告プランニング
    状況によるマーケティングの使い分け
    マーケティングを考える順序
    原理原則的であることと、そうでないこと

    第6章  北村塾 受講生との対話から
    受講生への質問
    受講生からの相談

    【著者紹介】

    北村陽一郎
    電通 統合プランニング・ディレクター

    電通入社後、テレビ広告・スポーツ放送権業務などを経て、2012年より広告プランナー。自動車・食品・精密機器・金融・アプリなど幅広い広告主のプランニングに従事するかたわら、社内向けの少人数制プランニング塾「北村塾」を開講中。NPS=98.4、推奨度平均9.89点という圧倒的な人気を得る。